タイ古式マッサージ

タイ古式マッサージ

タイ古式マッサージの原点

タイ古式マッサージ(Nuat phaen boran)は、インドの「ヨガ」が原点です。
タイでは、およそ2500年前にブッダの主治医、シバカゴーマラバット(Javika Kumar Baccha)によって導入されたと信じられています。
インドのアーユルヴェーダを取り込んでいるので、ヨガに近いポーズが多く、その他に指圧や整体が含まれます。
「ヨガ」は基本的に一人でするものなので、施術者と被術者の二人で行うタイ古式マッサージは「受動的ヨガ」「二人でするヨガ」として知られています。

 

タイ古式マッサージの手法

二人でするヨガ

タイ古式マッサージは、施術者(マッサージをする人=男性メンバー)と被術者(マッサージを受ける人=参加女性)の二人で行われます。ヨガを源流に持つために、施術者のサポートによって、被術者がヨガと同じポーズを取る形態が多数あります。施術者のサポートを受ける分、一人でするヨガよりも、より大きなストレッチ効果が期待できます。タイ古式マッサージは、南部式と北部式の2つの流派に分けられます。

南部式 バンコクスタイル

俗に「バンコクスタイル」と呼ばれるタイ古式マッサージが南部式です。指圧療法を多く取り入れたスタイルになります。

北部式 チェンマイスタイル

俗に「チェンマイスタイル」と呼ばれるタイ古式マッサージが北部式です。南部式よりも「ヨガ」に近く、ストレッチ療法を多く取り入れたスタイルになります。

タイ古式マッサージのフルコース

タイ古式マッサージのフルコースは最低でも2時間、最大では6時間にも及びます。本格的なものは、聖水を使用したり、薬草を取り入れたりと、古代の総合医学を味わうことができます。「世界で一番気持ちいい」との声もある、タイ古式マッサージのフルコース、一度は受けてみたいですね。

当然、プレジャーでは、フルコースはできません。
(Hする時間が無くなる・・・ 全部、覚えるのも無理だし)
プレイの合間に10分間で施術できるコースを2種類だけ用意しています

 

タイ古式マッサージ導入の経緯

プロのセラピスト

たまたま、男性メンバーとして、タイ古式マッサージのプロのセラピストが入会しました。イベント参加時には、「無料でタイ古式マッサージを施術しても良い」とのこと。当時、オイルマッサージは既に導入済でしたが、珍しさもあってタイ古式マッサージは大人気。毎月2回、このプロのセラピストが参加するイベントでは、オイルマッサージは無しでマッサージの時間枠を全部使ってタイ古式マッサージになりました。

カリキュラムの作成

タイ古式マッサージの人気を見て、「他の男性メンバーも施術できるようにならないものか?」と考え、プロのセラピストにカリキュラムの作成を依頼しました。
カリキュラムの条件は
・15分程度の短時間でタイ古式マッサージのエッセンスを味わえること
・安全第一で、施術後にトラブルの出る危険な要素は排除すること
・男性メンバーが2回程度の講習会で習得できる内容であること

ずいぶんとムシのいい、無茶な要求でしたが、プロのセラピストは見事に全ての条件をクリア。
図解入りのマニュアルを含む、15分間・2種類のカリキュラムを作成してくれました。

講習会開催→導入へ

開催するイベントの全てで、リクエストがあれば、タイ古式マッサージを提供できるように、シニアメンバー全員がカリキュラムの内容を習得しました。2011年1月より正式導入。いつでもタイ古式マッサージを提供できるようになりました。現在は、マッサージャーA以上が全員習得しています。

 

座位でのタイ古式マッサージ

ベッドに腰かけた状態(座位)で施術する15分間の施術内容です。

ご挨拶

胸の前で手を合わせるタイ式のご挨拶「ワイ」からタイ古式マッサージは始まります。

肩への圧迫1 南部式

手のひらを使って、首の付け根から肩口まで圧力を加えます。女性に「強さ」を確認しますので、率直にお答えください。

肩への圧迫2 南部式

親指の拇指を使って、首の付け根から肩口まで指圧を行います。

肩への圧迫3 南部式

ひじを使って、首の付け根から肩口まで圧力を加えます。

肩のクールダウン 南部式

上腕を使って、圧力をかけた部分をクールダウンします。

体幹のストレッチ1 北部式

体幹を左右にひねり、ストレッチします。
被術者の女性は力を抜いて、リラックスしてください。

体幹のストレッチ2 北部式

体幹を大きく後ろにストレッチします。

ご挨拶

最後に「ワイ」でタイ古式マッサージを終了します。

 

うつ伏せでのタイ古式マッサージ

ベッドにうつ伏せに寝た状態で施術する15分間の施術内容です。

ご挨拶

胸の前で手を合わせるタイ式のご挨拶「ワイ」からタイ古式マッサージは始まります。

足裏圧迫 南部式

足裏に膝で乗り、全体重をかけます。左右の膝で足踏みをするように、交互に足裏を揉みほぐします。(外から見ると「え?痛くないの?」ですが、被術者は例外なく「気持ちいい」と答えます。)

お尻のマッサージ 南部式

ツボが集中しているお尻の脇の部分を円を描くように揉み上げます。

背中圧迫 南部式

お尻の下の部分に膝で乗り、全体重をかけます。(これも、見た目は「え?」)
背骨の脇の部分を圧力をかけながら、ていねいに揉みほぐします。

肩のストレッチ 北部式

肩の筋肉をほぐすためのストレッチを行います。

腕と手の圧迫 南部式

肩から腕、指先まで、手のひら全体を使って、適度な圧力をかけます。

タッピング

両腕と肩から腰にかけて、まんべんなく「ぽくぽく」と叩きます。

仕上げ

「気」をキレイに流すイメージで、肩から背中にかけて撫でます。

ご挨拶

最後に「ワイ」でタイ古式マッサージを終了します。

 

リフレクソロジー

2016年10月にシニアメンバー全員がプロのセラピストより「リフレクソロジー(足裏)」の研修を受けました。
本格的ではありませんが、いつでも施術可能です。遠慮なく、お申し付けください。

 

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